櫻山窯の焼きものは・・・
用途・焼成方法・釉薬との相性などにより、信楽・瀬戸・越前・備前を含め 15種類ほどの土(粘土)を使っています。

時には それらの土をブレンドすることも・・・

土を求めて車をとばすのも 楽しい時間だったりします。
これは、“紐作り”という方法で 大きな壷を作っているところです。
その名の通り、左の写真のように、粘土を紐状にして一段づつ積み上げていきます。

その際、隙間ができたりしないよう、厚さが均等になるよう、丁寧に作業をしていきます。   そして、出来上がったのが こちらの壷です。
蹴轆轤=けろくろ(上の作業場写真)が主で、“手びねり”“叩き”などによって形を作っています。
型による成型は行っていません。

成 型
二階部分が 第二展示室になっています。
“櫻山窯”は この作業場で、私たち家族3人で作陶しています。
【作業場】
TOP
透明釉を作っています。 バケツには、長石、石灰、硅石などと、鉄分を補うために松灰が入っています。
それを、三枚目の写真にある装置の中に、水・セラミックのボールと一緒に入れ、約40分ほど回転させます。
粒子を細かくし、その後、篩で漉して完成です。 
灰釉が主で、自然のものを使っています。

田圃の藁・大豆を採った後の殻と枝・薪ストーブで焚いた、桜の木の灰・中身を食べたみかんの皮・窯焚きで出る松灰と雑木灰・・・

これらに 土・石と混ぜ、釉薬にしています。
釉 薬

薪を割りながら、近所のお百姓さんにいただいた,豆の枝や、鞘を燃やしています。後に出来た灰は、灰汁を抜き、精製してから釉薬の原料になります。

トラックの荷台も干し台に早変り!

成型の終わった作品は、完全に乾かします。そうでないと、素焼きをした時に、割れたり、爆発したりします。

【父】
1937年生まれ。
金沢美術工芸大学卒業。会社勤めのかたわら、自宅の庭に 小さな窯を築き作陶を始める。
会社を退職して、現在に至る。 
【母】
1937年生まれ
東京女子美術大学卒業。油絵を描きながら、30数年 土をひねる。 
【窯主】
1965年生まれ
地元の高校を卒業後、伊勢(神楽窯)・唐津(隆太窯)にて 6年間、土練り・薪割り・窯焚きの修行を経て、現在に至る。